こんにちは!
名古屋市の「慢性腰痛」専門 整体院 八彩-Yairo-の池です♪
今日もブログを読んでいただき、本当にありがとうございます。
前回から、産前や産後の腰痛の話をしています。
産前産後の腰痛を改善するのに、やはり鍵になるのは「骨盤」です。
骨盤の中にも仙腸関節、恥骨結合と動く部分はあるのですが、
手足の関節のように大きくは動かず、靭帯でがっちり安定を保っています。
骨盤の後ろ側の仙腸関節は4°、3mmほどしか動きません。
骨盤の前側の恥骨結合も3°以下、2mmほどしか動かないと言われています。
しかし、赤ちゃんがお腹の中でだんだんと大きくなってくると
骨盤も出産に備えて開いてきます。
リラキシンというホルモンが、コラーゲンの強度や柔軟性を低下させて、
靭帯でがっちり安定していた骨盤が不安定になりやすくなるのです。
また、子宮が大きくなってくると
お腹の左側にはS状結腸があるために子宮の中心はだんだん右にずれる形で
大きくなっていきます。
ということは腎臓や尿道が圧迫されて大きくなるのも左よりも右優位になるのですが、
骨盤も右側に歪みやすくなります。
そして出産。
出産の時は、何とかいっぱいに広がった骨盤の中を
さらに赤ちゃんが押し広げながら通って、生まれてくるのです。
海外の教材で、出産時の骨盤内を再現したCG映像を見たことがあるのですが、
それはそれは、、、もう半端ない靭帯損傷です。
骨盤の中では一生分ぐらいの捻挫があちこちで起こっているようなものです。
なので、産後骨盤ベルトを締めるのです。
そしてその状態ですぐに子育てがスタートします。
赤ちゃんによっては抱いてないと眠らない子も多いですよね。
ママさんは赤ちゃんの世話だけしていればいいわけじゃありませんよね。
赤ちゃんをおんぶ、抱っこした状態で家の中をいつも通り動き回るのです。
さて、どこに負担がかかるでしょうか???
答えは簡単、「骨盤」です。
次回はこの骨盤が鍵になる産後の腰痛の原因についてお話ししますね。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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2016年7月10日 Category - ブログ