こんにちは!
名古屋市の「慢性腰痛」専門 整体院 八彩-Yairo-の池です♪
今日もブログを読んでいただき、本当にありがとうございます。
先日、あるお客様からお電話をいだたきました。
「妊娠してからずっと腰痛になってしまいましたが、骨盤矯正してもらえますか?」
今日は妊婦さんの姿勢についてお話ししたいと思います。
実は、妊婦さんの姿勢に産前産後の腰痛の原因が隠されているのです。
妊婦さんの姿勢をちょっと想像してみてください。
妊婦さんはだんだんとお腹が大きくなってくるので、
前に倒れこまないように、だんだんと後ろ重心になってきます。
背骨のカーブも変化し、胸椎部分は後ろへのカーブが増し、猫背になり、
腰椎部分は逆のカーブが強まり、反り腰の姿勢になってしまいます。
そして、骨盤は前側に傾き、股関節は外側に開いてきます。
なので、歩くときにガニ股の開脚歩行になってしまうのですね。
この姿勢で、もし、もともと内股の筋肉が硬いと、
「腰椎」にとてもストレスがかかります。
さらに、赤ちゃんが育ってくるともちろん体重も増えますが、
体重が20%増えると、骨盤の後ろの関節(仙腸関節)にかかる力は2倍になります。
さらにさらに、出産に向けて骨盤はだんだんと広がってきますが、
成長期のように骨が伸びることはないので、
要は骨盤の前の関節(恥骨結合)が開いてくるのです。
妊婦さんの腰椎だけでなく、骨盤にも大きなストレスがかかっているのです。
赤ちゃんの成長や、骨盤内の出産準備を止めることはできないので、
産前産後の腰痛の改善には妊婦さんの姿勢や骨盤の状態を十分に考慮する必要があります。
「ただ、骨盤矯正すれば良い」ってわけじゃないのが
おわかりいただけたでしょうか???
続きはまた次回。
今日もブログを読んでいただき、本当にありがとうございました♪
整体院 八彩 -Yairo-
時間:10:00〜22:00(最終受付:20:30)
料金、メニュー
電話:090-3959-4724
メールはこちら♪
名古屋市西区那古野1丁目15−18 桜 garden名駅店内
HP:http://yair0.net
2016年8月7日 カテゴリ - ブログ
コメント : 0
こんにちは!
名古屋市の「慢性腰痛」専門 整体院 八彩-Yairo-の池です♪
今日もブログを読んでいただき、本当にありがとうございます。
前回から、産前や産後の腰痛の話をしています。
産前産後の腰痛を改善するのに、やはり鍵になるのは「骨盤」です。
骨盤の中にも仙腸関節、恥骨結合と動く部分はあるのですが、
手足の関節のように大きくは動かず、靭帯でがっちり安定を保っています。
骨盤の後ろ側の仙腸関節は4°、3mmほどしか動きません。
骨盤の前側の恥骨結合も3°以下、2mmほどしか動かないと言われています。
しかし、赤ちゃんがお腹の中でだんだんと大きくなってくると
骨盤も出産に備えて開いてきます。
リラキシンというホルモンが、コラーゲンの強度や柔軟性を低下させて、
靭帯でがっちり安定していた骨盤が不安定になりやすくなるのです。
また、子宮が大きくなってくると
お腹の左側にはS状結腸があるために子宮の中心はだんだん右にずれる形で
大きくなっていきます。
ということは腎臓や尿道が圧迫されて大きくなるのも左よりも右優位になるのですが、
骨盤も右側に歪みやすくなります。
そして出産。
出産の時は、何とかいっぱいに広がった骨盤の中を
さらに赤ちゃんが押し広げながら通って、生まれてくるのです。
海外の教材で、出産時の骨盤内を再現したCG映像を見たことがあるのですが、
それはそれは、、、もう半端ない靭帯損傷です。
骨盤の中では一生分ぐらいの捻挫があちこちで起こっているようなものです。
なので、産後骨盤ベルトを締めるのです。
そしてその状態ですぐに子育てがスタートします。
赤ちゃんによっては抱いてないと眠らない子も多いですよね。
ママさんは赤ちゃんの世話だけしていればいいわけじゃありませんよね。
赤ちゃんをおんぶ、抱っこした状態で家の中をいつも通り動き回るのです。
さて、どこに負担がかかるでしょうか???
答えは簡単、「骨盤」です。
次回はこの骨盤が鍵になる産後の腰痛の原因についてお話ししますね。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ご質問や症状に関するご相談もお気軽にお問い合わせください!
整体院 八彩 -Yairo-
時間:10:00〜22:00(最終受付:20:30)
料金、メニュー
電話:090-3959-4724
メールはこちら♪
名古屋市西区那古野1丁目15−18 桜 garden内
HP:http://yair0.net
2016年7月10日 カテゴリ - ブログ
コメント : 0